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秋の祠堂経会勤修

今年の秋の祠堂経会最初の三日間はかほく市浄専寺さんのご住職平野喜之さんにお話いただきます。
今回の講題は、平野さんが関わり続けている元オウム真理教の井上嘉浩さんとの出あいの中で課題となってきたことです。私自身、平野さんにご紹介いただいて、死刑が確定するまでのわずかの間でしたが、「信仰の主観性」を超えることを課題に井上さんと対話していました。彼だけの問題ではなく、私自身の課題として。

3日間とも午後2時から読経が始まります。どなたでもお参りいただけますので、どうぞご聴聞にいらしてくださいませ。
16日は、同じテーマで、加賀市上宮寺さんの山本龍昇さんにお話いただきます。

日時 2014年 09月 13日 (土) から16日(火)14時 00分
行事説明 午後ニ時から読経・正信偈同朋奉賛後法話二席

講題「信仰の主観性」を超えるという課題

平野喜之さん(13日から15日)からのメッセージ

執着を離れることが、仏教の課題です。ところが、その歩みの中で、出遇った先生、出遇った教え、得た体験に「これこそ本物、あとは偽物」と執着してしまうということが起こってきます。これが信仰の落とし穴であることをハッキリ自覚し、超えていこうというのが、お念仏の教えではないでしょうか。このことを皆さんと確かめることが出来れば、と思います。