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秋の祠堂経会2022

毎日法話があります。どなたでもお参りいただけます。
新型コロナウイルス感染予防をしながらお聴聞いたしましょう。
ライブ配信があります。
こちらでお聴聞ください。
https://www.youtube.com/channel/UCHx1qGtGyqO9sq1hgkjBBLg/

日時 9月13日(火)より16日(金) 
     
法話の御案内 午後2時半頃より休憩を挟んで4時まで

 講師紹介その① 13日・14日
  林 史樹 師(高岡市 要願寺)
【講題】あなたも わたしも おんなじいのち

 私たちはそれぞれの命を生きていますが、みんな同じいのちを生きています。私たちがつくる社会には、同じいのちを生きていくことを阻害している現実があります。仏法をとおして、みんなが大切にされる社会の姿を想い描いてみましょう。

講師紹介その② 15日
  霊崎 秀史 師(志賀町 長光寺)
【講題】
私のちから、如来のちから

 なごりおしくおもえども、娑婆の縁つきて、ちからなくしておわるときに、かの土へはまいるべきなり。(『歎異抄』)
 娑婆の縁が尽きるその時まで、この身を生きていくには「ちから」が必要です。私たちはそのちからで、人生において何を為そうとしているのでしょう。
 そして、「本願他力」といわれる阿弥陀さまのちからは、私のちからとどこが違い、どこで通じ合うのでしょうか。

 講師紹介その③ 16日
  廣瀬 彰一 師(穴水町徳善寺)
【講題】
 今、このコロナ禍だからこそ

 長引くコロナ禍に皆様はどのような困難にあっておられますでしょうか。お寺におきましても、お仏事・法要の中止・延期・省略・短縮など様々な影響が出ております。親のお葬式に行動制限で参列出来ずに涙を枯らした方もおられました。
 親鸞聖人の弟子、唯ゆいえん円が書かれた『歎異抄』に、
 おのおの十余か国のさかいをこえて、身命をかえりみずして、たずねきたらしめたまう御ここざし、ひとえに往生極楽のみちをといきかんがためなり
と示されております。当時、京都の親鸞聖人を訪ねた関東の門弟の苦労は想像を絶するものです。現代、東京から京都は新幹線での所要時間は二時間十分だそうですが、それも今このコロナ過で行動が制限されれば利用することも出来ません。救急車も搬送先の病院が見つからなかったら役割を果たせません。現代の私達も物の豊かさや便利さはあっても、様々な悩みや苦しみ・悲しみを抱え、受けることには変わりはありません。
時代も所も人も隔てることない、お念仏の教えを皆様とご一緒にお聴聞させていただきます。