今年も北陸聞法道場の季節がやってきました。
趣旨文を読みますと、なんだか堅い印象を受けますが、実際はそんなことありません。
わいわいがやがや語り合うあったかい場です。
どなたでも参加できます。お気軽にお申込みください。
2011年北陸聞法道場開催要項
《趣旨文》
親鸞聖人の750回忌の第1期法要を目前とした3月11日、東日本大震災が発生した。未だ、福島原発の収束のメドは立っていない。
この未曾有の震災・津波・原発事故は、この国のあり方を根底から問うこととなるのは間違いないであろう。
そして今、私たちは700回御遠忌を機縁として発足した真宗同朋会運動50周年を1年後に迎えようとしている。
その意味で私たち一人ひとりは、今、大転換期にあると言えないだろうか。であるならば、「誰が・何を・如何に」転換するのか。具体的には、50年前の同朋会運動を継承するのか。それとも、この50年を節目一転機として新たな信仰運動を提唱するのか。あるいは、既存の発想を超えた領域を目指すのか。与えられた課題はあまりにも大きい。ただ問題は、答えを探し出す作業が大事なのではなく「私は、このように聞いた。こう受け止めている」といった、それぞれの責任主体の下で、ぶつかり合う「座談」にこそ、大谷派の精神があるのではないだろうか。さらに、北陸開法道場は一貫して「国を問う」という姿勢を基底としてきた。言わば、願生浄土の第一歩は濁世を自覚する以外に始まりようがないという、そういう感覚、感性がみなぎっていたからに他ならない。改めて、そのことを大事にしたい。
昨年7月、8年ぶりに開催した『御遠忌を問う』と銘打った「聞法道場」には、30代を中心に30名以上が集うた。次代を担う若手の熱さを感じた。しかし、それは同時にどこへ向けていけばいいのか、という切実な問いかけでもあった。
この度の聞法道場は、同朋会運動について対象的にまた研究材料として学ぶ場とするのではなく、文字通り、あらゆる人々と同朋として出遇う運動を実践する「時」と「処」とを願うべく開催したいと思う。
多くの皆様に参加<ださいますようご案内いたします。
記
テーマ 「今から、ここから、私から始まる歩み」
一同朋会運動50周年を機縁とし、大震災・原発事故を目のあたりにしてー
日時 2011年8月22日(月)~24日(水)
会場 城端別院善徳寺研修道場
富山県南砺市城端405 TEL 0763-62-0026
参加費 :全日程 17000円(宿泊費、食事代含む。賛同金も募集しています)
日程
8月22日(月) |
8月23日(火) |
8月24日(水) |
午前 フ:OO 朝事 |
午前 フ:OO 朝事 | |
フ:30 朝食 |
7:30 朝食 | |
9:00 発題 長田浩昭氏 |
9:OO 全体協議会 | |
10:00 班別座談会 |
11:00 閉会 | |
12:00 昼食 |
11:30 解散 | |
午後 1:30 開会 |
午後 1:00 講義 玉光順正 |
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2:00 問題提起 |
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畠山浄 |
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加藤雅輝 |
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2:30 講義 |
3:OO 班別座談会 |
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藤場俊基氏 |
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4:30 夕事 |
4:30 夕事 |
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5:OO 夕食・入浴 |
5:OO 夕食・入浴 |
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フ:00 班別座談 |
7:OO 全体攻究 |
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9:00 就寝 |
9:00 懇親会 |
※都合により日程を変更する場合があります。
講義 藤場俊基氏 講題「揺れ動<精神の根底」
玉光順正氏 講題「真宗文化 創造に向けて」
発題 長田浩昭氏 講題「人知の闇?」
申込み 下記の教区世話人に8月10日(水)までにし込んでください。
教区世話人:
石川正穂 加賀田栄香 菊池正人 宮地 修
畠山 浄 今井優悲 加藤雅輝 山本龍昇
蓑輪秀一
事務局連絡先:山本龍昇
〒922-0825石川県加賀市直下町タ35
Tel/Fax 0761 - 72 - 1543
申込みはこのブログのメールフォームからも申込みくださっても結構です。取り次ぎます。