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報恩講兼住職継承法要について

日程 2015年10月24日(土)~25日(日)

24日(土)午後2時より報恩講逮夜勤行・法話・御伝鈔拝読

25日(日)午前10時より報恩講日中勤行・親鸞讃歌唱和

引続き 住職継承式、焼香表白、勤行、新旧住職・役員挨拶、法話

引続き  会館にておとき

法話:高橋法信師(大阪光徳寺)

蓮如忌2015

皆様のご協力のもと、蓮如上人御忌法要が勤まりました。大勢の皆様にお参りいただきました。
今回は、福島に生きるお母さんたちの子どもを思う気持ちを表現した、画家小林憲明さんの作品「ダキシメルオモイ」の展示も行いました。しかも先日氷見キネマで『小さき声のカノン』を鑑賞済の林史樹さんが講師をしてくださいました。出会ってきた人のつながりの中で、共に仏様のみ教えを聴聞できる場をつくれたことがとてもうれしいです。この25日の法要に向けて頑張ってきてよかったなあと喜んでいます。
午後からのお正信偈の会も林さんにお話いただきました。何年も自分一人で話してきた場で今回は違う立ち位置で参加してみて、とても新鮮な時間でした。年に一度の試みとして続けていきたいと思います。
来月の「お念仏奉仕団2015」の参加者も定員10名のところ7名まで集まってきました。死ぬまで地道に歩んでいきたいな。「地道」って言うと今の朝ドラでよく出てくる言葉らしいですね。

このサイト上ではしませんでしたが、今回のご法要のお知らせは以下のとおりでした。
蓮如上人御忌 勤修
二〇一五年四月二十五日(土)
午前十時より お昼まで。おときがあります。
講師 林 史樹師(高岡市伏木 要願寺)
講題「私も大切 あなたも大切」
 講師からのメッセージ
「他人の悪いところはよく目につくが、自分の悪いところは気づかないものである」と蓮如上人はおっしゃいました。
 私のものの見方・考え方の点検をとおして、「互いを大切にする人間関係」「みんなが大切にされる社会」を実現していくためにはどうすればよいのかを、ともに仏さまの教えにたずねてみましょう。
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正信偈の会の御案内
 4月の正信偈の会は、蓮如上人御忌と同じ日の午後2時から本堂にて開催します。今回は、特別に、蓮如上人御忌に引き続き、林史樹師にお正信偈の意(こころ)をお話いただく予定です。まだご参加されたことのない方は、この機会にご一緒してみませんか。
 毎月の開催日は年間行事予定表にてご確認ください。参加費は
五〇〇円です。ご参加お待ちしております。

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『教行信証を読み解く』シリーズなどで知られる藤場俊基師の法話録。
著者は、白山麓の今はダムに沈んだ村の浄土真宗の道場に生まれる。故郷を離れて都市銀行に就職するが、銀行の仕事を続けていくことに虚しさを感じていた頃、帰省した時に真宗の教えに出あった喜びを生き生きと語る両親の姿に触れる。銀行に辞表を提出して浄土真宗の道を歩み始める筆者。しかし、その中でどうしても受けとめがたいことが一つあった。それは、この本のタイトルでもある「なぜ南無阿弥陀仏なのか」ということ。
かつては、「バカにするな」と念珠を畳にたたきつけることもあった筆者が、今は、「お念仏を称えましょう」と、真宗大谷派で最もお念仏を勧める一人となった。「なぜ南無阿弥仏なのか」という問いを歩み続けている筆者の「問い」の軌跡を収めた一冊。
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12ポイントフォントで版を組み、ふりがなを豊富にふってありますので、老若男女楽しく読める仕上がりとなっております。

A5サイズ78頁

目次

・「ただ念仏すべし」と言われても
・「ただ念仏すべし」に出あうまで
・称名念仏と信心
・問いの方向の転換
・因・縁・果の道理
・称名念仏の因・果
・南無阿弥陀仏の起源
・曇鸞大師の目覚め
・国王をすてる教えとの出あい
・道を求める歩み
・法蔵菩薩は名を称されて仏に成る
・合掌と称名念仏
・孫と一緒に南無阿弥陀仏
編集後記

著 者 略 歴
藤場 俊基 (ふじば としき)
真宗大谷派常讃寺住職。1954 年石川県石川郡白峰村( 現白山市) に生まれる。
早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。三和銀行で5 年間勤務。大谷専修学院
修了。大谷大学大学院博士課程(真宗学専攻)満期退学。
(主な著書)
『顕浄土方便化身土文類の研究―弁正論―』(文栄堂)
『親鸞の教行信証を読み解く Ⅰ~Ⅴ』(明石書店)
『親鸞の仏教と宗教弾圧』(明石書店)
『親鸞に聞く阿弥陀経の意』(樹心社)
『『阿弥陀経』に聞く 極難信の法から問われる信』(響流書房・電子書籍)
『『教行信証』の現代的意義 不確かさに生きる一歩』(響流書房・電子書籍)

愛も生命も尊厳も
ただナマンダブツの声だよ。

これが愛なんだと信じる人間の数だけ
愛のかたちがあって
命のかたちがあって
尊厳のかたちがあって
損ないあってるのがシャバだよ。

であう縁によって愛も生命もかたちを変えていくし
願い求めるかたちも変わる。

誰も真実を私してはいけないんだ。
ただナマンダブツだよ。
十方に念仏の声を聞く。
私が私であなたがあなたであることを大切に生きたい。

分かり合えるということを目標にしてしまっていた。
その愚かさに気づくたびに
間違ったやり方をしたから失敗したのであって
正しい方法、付き合い方をすればいいのではないかと
がむしゃらにやってきた。。

しかし、どう付き合うかではないんだ。
道にならない道を歩んでいたのだと思う。

ぼくらは変わりようのない
こんな風にしか生きれないというものを抱えて生きている。
そのことを尊重しあうことは時には距離を保つことでしか表現しえない。

分かり合うことをあきらめるのではなく、
分かり合えるという結果を必要としない歩みがある。

不十分な自分の言い分ばかりになってしまうのだけども
大きな革命のようなことがぼくに起きている。

びっくりするほどの。

たくさんのことを学んだり
難しいことを理解することは
何のために必要なのか。

高い能力や
豊富な知識は
この世に何のために存在するのか。

その理由は
はっきりしている。

それは、1人の百歩のために存在するのではなくて
100人の一歩のために存在するのだ。

人間の幸福は百歩に歩む先にゴールとしてあるのではない。

100人は私で、私は一人。
100人は私を一人の人間にかえらせてくれる存在という意味で
それは同時に私なのであって
そして、私は一人。
あなたも一人。

こんにちは。未知なる人よ。

いつでも
どこでも
どんなことに出くわしてしまった時も

わたしは大丈夫じゃないままに
受け止めてくれている大地がそこにある。

たおれてしまっても大丈夫なんだよ。
すぐにたちあがれなくても大丈夫なんだよ。

たちあがれないまま死んでしまっても
あなたの人生は無駄じゃないんだよ。

そう呼びつづけてくれる声がある。
光は闇をしらせる。
光は闇と同時に光となる。

私たちの尊厳を奪い続ける闇を
一瞬にして破ってくれるのだ。

どんなことになっても
人生捨てたもんじゃない。

勝手にかわいそうな存在にしないでくれ。
人間はあわれむべき存在じゃないんだ。

尊いんだ。
生きて、そして死んでいくすがたそのものが。
それをおとしめるものは何なのか?
無明の闇を破る光よ
私は光に照らされ生きる闇にうごめくものだ。
安心して生き抜いていく力を
願ってやまないもの。
それが私だ。

親鸞聖人報恩講
2014年10月18日(土)午後2時から 勤行・法話
10月19日(日)午前10時から 勤行・法話の後、おときがあります。
法話:高橋法信師(大阪市 光徳寺)

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親鸞聖人 報恩講 第二幕  於・西佛山 常福寺
2014年10月25日(土)午後2時から 勤行、法話
10月26日(日)午前10時から 勤行、法話
講師 二俣和聖師 七尾市聖安寺
26日はおときがあります。
どうぞご参詣くださいませ。

今年の秋の祠堂経会最初の三日間はかほく市浄専寺さんのご住職平野喜之さんにお話いただきます。
今回の講題は、平野さんが関わり続けている元オウム真理教の井上嘉浩さんとの出あいの中で課題となってきたことです。私自身、平野さんにご紹介いただいて、死刑が確定するまでのわずかの間でしたが、「信仰の主観性」を超えることを課題に井上さんと対話していました。彼だけの問題ではなく、私自身の課題として。

3日間とも午後2時から読経が始まります。どなたでもお参りいただけますので、どうぞご聴聞にいらしてくださいませ。
16日は、同じテーマで、加賀市上宮寺さんの山本龍昇さんにお話いただきます。

日時 2014年 09月 13日 (土) から16日(火)14時 00分
行事説明 午後ニ時から読経・正信偈同朋奉賛後法話二席

講題「信仰の主観性」を超えるという課題

平野喜之さん(13日から15日)からのメッセージ

執着を離れることが、仏教の課題です。ところが、その歩みの中で、出遇った先生、出遇った教え、得た体験に「これこそ本物、あとは偽物」と執着してしまうということが起こってきます。これが信仰の落とし穴であることをハッキリ自覚し、超えていこうというのが、お念仏の教えではないでしょうか。このことを皆さんと確かめることが出来れば、と思います。

さる2014年 6月6日、7日の2日間にわたって、春の祠堂経会を勤修致しました。

サーバーのセキュリティが変更になっため、設定がうまくいかず、ホームページ上で告知ができませんでしたことお詫び申し上げます。

今回は、副住職が本山同朋会館で補導というお仕事をしていたころに出あって教えをいただいた松本良平師にご法話いただきました。

本師は、地に足の着いた心に深く深く響いていくお話をしてくださいます。

人間の悲しさを見つめ続け、感じ続け、お念仏の道を歩んでこられた松本師のやさしく、そして力強いご法話を御門徒の皆様とご一緒にご聴聞させていただきました。

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2014年6月6日(金)、7日(土)
午後2時から4時ごろ
会所:相生町91番地 西佛山 常福寺
0767-53-1392
講師 松本 良平師(滋賀県湖南市在住、同朋会館教導)
講題6/6「門徒の生活から教えられたこと」
6/7「八難について」
(仏法を聞くことを困難にする8つのこと)

今年も蓮如上人の御忌を4/25(金)午前10時より勤修致します。
ご講師は名古屋の祖父江佳乃師です。

蓮如上人御一代記より 今を生きる をテーマにお説教いただきます。常福寺ではおそらく数十年ぶりとなる高座でのお説教をしていただきます。とても楽しみです。
どなたでもお参りいただけますので、どうぞお待ちしておりますね。
2014蓮如忌チラシ