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真宗大谷派常福寺の活動ではないのですが、私が代表を務めるサンガ伝道叢書刊行会からサンガ伝道叢書シリーズが創刊されましたので紹介します。

第一弾は、昨年10月の報恩講での瓜生崇さんの法話をまとめた『さよなら親鸞会―脱会から再び念仏に出遇うまで―』です。A5サイズで56頁。厚手のしっかりした表紙で装丁しました。お念仏をお伝えする中で、ご縁のある皆様に手渡したい本を探しても、ちょうどいい本がなかなか見つからないと悩んでいましたが、結局自分でつくるしかない!と思い立ち刊行会を立ち上げたのでした。ほどよいサイズ、ほどよい価格を目指して、なんと一部300円でご提供できることになりました!ぜひ、多くの皆様にお求めいただきたいです。お寺の施本にもちょうどよいですよ。
瓜生崇さんの親鸞会との出遇い、そして脱会を経て再びお念仏の教えに出遇うまでの魂の軌跡を記録しました。
あとがきでは、十分書けませんでしたが、親鸞会であっても、真宗大谷派であっても、浄土真宗本願寺派であっても、私たちは救われんと道を求めていく時、必ずあやまちを犯します。誰もそれを避けれません。真実を求めながらもあやまちを犯していく私たちのすがたを、南無阿弥陀仏となって私たちに届けられる真実のはたらきによって知らされていくところにこそ、仏法と私たちの接点があり、そして、そこにこそ共なる世界、共なる歩みが見出されるのだと考えます。私たちは共にしか救われていかないし、道は、限りなき終わりなき道なのであります。十方世界に響く念仏のサンガを讃えん。

      『さよなら親鸞会 ―脱会から再び念仏に出遇うまで―』 著者:瓜生崇      一部 300円(送料別)
購入希望者は、ウェブショップ「サンガ伝道叢書」

http://samgha.shop-pro.jp/?pid=72401524

からご注文ください。

または、上記メニューの「メール」をクリックして、メールフォームに郵便番号・ご住所・お名前・電話番号・希望部数を記入して送信してください。請求書を同封して発送しますので、ぱるる口座にお振込ください。30冊以上ご購入していただきますと、送料をサービスさせていただきます。
デジタル表紙

2014/2/22発行の「文化時報」で紹介されました。
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2013年10月19日から20日にかけて、今年の報恩講(第一期)が勤修されました。ご講師は瓜生崇さんでした。
瓜生さんは、学生時代に浄土真宗親鸞会という宗教団体に参加され、長い間講師として活動されていました。その後、疑問に思うことがあり、脱会され、現在では滋賀県東近江市の真宗大谷派寺院のご住職をされています。真宗大谷派青少幼年センターのスタッフや脱カルト協会理事など、カルト問題に取り組んでおられます。今回、親鸞会時代のお話、脱会されてからお寺に入るまで、お父様との別れ、そして聞法のご縁の中でいただかれた南無阿弥陀仏のお話を熱くしっかりとお話くださいました。瓜生さんが如来様のお育てを確かに南無阿弥陀仏といただいて歩まれているのを感じました。ご門徒の皆さんと瓜生さんの求道の歩みを通したお念仏のおすすめをご聴聞できたことが何よりの喜びです。
ご法話の中身は来年から実働する出版プロジェクトでお読みいただけるようにします。kindle出版と紙媒体で、藤場さんのご法話と瓜生さんのご法話となんとか実現したいと思います。

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2013年10月26日・27日にかけて報恩講(第二期)が無事勤まりました。ご講師の今泉温資さんにおかれましては、遠く新潟市から出講していただき感謝の念にたえません。今泉さんとのお付き合いは昨年二本松真行寺で出会って以来ですが、聞法道場の主宰としての大先輩、お念仏のご縁づくりの大先輩として既に大切なことをいくつもいくつも教えていただいています。道を歩まんとする時、先に歩んでくださっている方にたずねていくことが要でしょう。
この一年間、長田浩昭さんに始まり、早嵜和典さん、佐々木道範さん、藤場俊基さん、寺本菜都奈さん、山本龍昇さん、瓜生崇さん、そして今泉温資さんに至るまで8人のご講師に来ていただいて聞法の場を開いてきました。住職と私が話す日も合わせて、一年で法座は約30日間。一回あたりのご参詣は多くはありませんが、来年も引き続き頑張って参ります。お念仏の声が広がるご縁づくりに生きてまいります。もっともっと工夫しよう。工夫するのは楽しい。ご門徒の皆さんとお念仏の友としてお一人おひとりと出あっていきたいです。

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秋の祠堂経会が勤修されました

さる2013年9月13日から16日の4日間にわたって、常福寺秋の祠堂経会が勤修されました。ご参詣いただいた皆様誠にありがとうございました。今年も仏法聴聞の場が相続されたこと、何よりの喜びでございます。

今年は、3人のご縁のある方々にご法話をお願いしました。

初日は、副住職がこの10年間かじりついて仏法を学ばせていただいている野々市市常讃寺の藤場俊基さんにご法話いただきました。猛暑の中、じっくりと「なぜ南無阿弥陀仏なのか?」を講題にお話いただきました。今回の法話こそは、なんとか至急起こして冊子化を目指します。おあずかりしているご門徒さんたちが聴聞にあまり親しんでいないのは、私の今までの怠惰ゆえです。少しでも親しんでいただけるように、何度も何度も読みなおして聞思できるような冊子をつくりたいです。
始まったばかりの歩みですが、ご門徒さんたちや有縁の皆さんとじっくり聴聞する営みを地道に続けていきたいと強く思いました。どんな結果になるかわかりませんが、のこりの人生そんな歩みできたら最高です。
4月の長田さんの法話に引き続いて同世代の友人がお参りしてくれて、法蔵菩薩の物語が現実に働いてることを感じたとか感想を聞かせてくれました。彼の存在がとてもうれしいです。長浜教区からも友人が参詣してくださいました。ありがたいことです。

DSCN1891s2日目・3日目はかほく市光明寺の寺本菜都奈さんが「繋がれてきたお念仏」を講題にご法話くださいました。節談説教の名人で知られた祖父明観さん由来の節をまじえながら、力強い声でお念仏をおすすめくださいました。3日目には、うんこを垂れ流しながら在所を歩きまわる飼い犬と、うんこを垂れ流したまま家の前に座って「母ちゃん 母ちゃん」とお嫁さんを待ち続ける在所のおばあちゃんのすがたを通して、必ず老病死する人間といういのちのすがたをお話くださったのが印象にのこりました。一人ひとり、その人しか話せないもの、その人しか出せない味というものがありますね。聴聞しつつ、いろいろと法話の勉強になりました。

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4日目は大聖寺教区上宮寺の山本龍昇さんが「自己批判力と共感力」を講題にお話くださいました。長年学ばれている善導大師の『観経疏』 を引用しつつ、わかりやすくお話いただきました。やはりお話上手ですね。いろんなたとえ話しをまじえてのご法話は、参詣された皆さんに大人気でした。
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以上

稲刈りシーズン真っ盛りですが、常福寺秋の祠堂経会が始まります。
今回は、3人のご縁のある方々にご法話をお願いしています。
初日13日には、ついに藤場俊基さんにご法話いただきます。
念願が叶いそうでとても楽しみにしています。
「ただ念仏すべし」の浄土真宗の教え、聴聞いたしましょう!
皆様のご参詣をお待ちしております。
どなたでもお参りいただけます。ぜひ!

2013年9月13日(月)~16日(月)午後2時から読経・法
午後4時20分ころには終了予定です。
法話
13日(金)藤場俊基師(野々市市 常讃寺)
講題「なぜ南無阿弥陀仏なのか?」
14日(土)・15日(日)寺本菜都奈師(かほく市 光明寺)
講題「繋(つな)がれてきたお念仏」
16日(月)山本龍昇師(加賀市 上宮寺)
講題「自己批判力と共感力」

今年も北陸聞法道場を開催します。城端別院が修復工事中のため福井県の吉崎東別院にての開催です。

北は、奥羽から南は四国まで全国各地から若人がつどいます。

熱にであいにきてください!

問い合わせ先は、下の三枚目の画像にあります。お申込みお待ちしています。

 

日時  2013年7月2日13:30~4日11:30

会場  吉崎東別院 参加費 全日程20,000円(宿泊費、食事代含む) 部分参加、聴講のみも可能です。

講義  長田浩昭氏 藤場俊基氏

講題  「下寺問題について」
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2013年6月5日(水)から7日(金)にかけて祠堂経会が勤修されました。お浄土へ帰られた大切な人をご縁として、生きている私たちが仏法にであっていく、大切なお参りです。お参りくださいました皆様、おかげさまで今年も祠堂経会を勤めることができました。ありがとうございました。

今回、震災ボランティアや聞法を通してであった友人たちが一緒に外陣出仕してくださいました。感謝です。

6日は、長浜教区要誓寺 早嵜 和典師が、東北の東日本大震災の被災地でのお念珠づくりを通しての人々とのであいの中で感じたことをお話してくださいました。震災はまだ終わっていない。私たちのことを忘れないでくださいという声を届けてくださいました。

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法話の後は、早嵜 和典師の指導により、お念珠づくりに取り組みました。ゆっくり時間をかけて、それぞれのオリジナル念珠を仕上げて皆さん満足そうでした。お念珠づくりを通して、仏法聴聞のご縁ができれば何よりの喜びです。
お孫さん用につくっておられる方もいました。お念仏をお孫さんへつないでいくご縁にもなったらよいですね。

954762_375884279178507_1158303125_n7日は、福島県二本松市真行寺の佐々木道範師にお話いただきました。

福島第一原発事故以降、自らの子どもたち、そしてお寺で経営している幼稚園の子どもたちを被曝から守るために、食品の放射能測定、除染、夏休みなど長期休暇を利用した一時保養など、力を尽くしてこられました。その中で、響いてきた親鸞聖人の言葉が「いし・かわら・つぶてのごとくなるわれら」という言葉だったそうです。苦しんでいる者に寄り添う親鸞聖人。苦しんでいる者だけでなく、苦しめてる者も含めて苦悩する人間「われら」として立ち上がって生きていかれた親鸞聖人の言葉がだんだんと響いてきたそうです。どこまで頑張ってもどうにもならない現実。でも、その中で歩めるところまで歩んで行けよ。必ず浄土に迎えとるぞとの阿弥陀如来のご本願に照らされながら、佐々木師は歩み続けていくことを誓っておられました。願いは願いとして満足する。願いに生きてゆかん。南無阿弥陀仏。南無阿弥陀仏。

常福寺 副住職 畠山 浄

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佐々木師の法話は、テープ起こしして、冊子にしたいと考えています。

佐々木師が写っている写真は画質が良くなかったために白黒でアップしました。

 

今年も春の「祠堂経会(しどうきょうえ)」の季節となりました。御仏の教えの中に人生を全うされた御先祖の方がたをしのびながら、自らに法を聞き開いて念仏の大道を往けよとの仏の願いに出あうお参りであります。ご一緒にご聴聞いたしましょう!御多忙の中ながら、お誘いあわせてご参詣下さいますよう、御案内申し上げます。            常福寺住職

日程 6月5日(水)、6日(木)、7日(金)
各日午後2時から読経・勤行・法話

《法話》
6/5(水)副住職

6/6(木)早嵜 和典師(滋賀県長浜市 要誓寺)法話とお念珠づくりをします。

講題「念仏申す我身」
早嵜さんは、東北の被災地でお念珠づくりのボランティアを続けている方です。法話40分ほどの後、庫裡広間にてみんなでお念珠づくりをします。とても楽しいですので、ぜひご参加ください。
講師からのメッセージ「東日本大震災を受け仙台出身の私が長浜(滋賀県)と東北を行き来し、ボランティアを通して想い感じたことをお話しさせて頂きます。「まだ、震災は終わっていません。私達を忘れないで下さい。おいていかないで下さい。」という仲間の声を聞き、私は本当に被災地の声をきけているのか。どうぞ、お参り下さい。お待ちしています。」

6/7(金)佐々木 道範師(福島県二本松市 真行寺)

講題「いし・かわら・つぶてのごとくなるわれら」
佐々木さんは、福島県で原発事故のためにばらまかれた放射能から子どもたちを守るために、食品測定・除染・安心してのびのびと外遊びできるように一時保養などの活動を続けておられます。その中で強く響いてきた親鸞聖人の「ただ念仏」の教えをお話いただきます。

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