三人掛け×15 座高42cmの一人掛け×15脚を購入しました。
古い低いパイプ座椅子が30脚ほどあるので、90人分。
全ての年間行事をオール椅子でできるようになりました。
カテゴリー: 本堂再建
宮殿須弥壇が移設されました
親鸞聖人の御厨子と前卓が納入されました
本堂再建落慶法要・宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌が勤修されました
本堂建設完了
2011/4/5本堂起工式
2011/6本堂建設中
2011/06/26本堂上棟式
本堂再建
2007年3月25日、能登半島地震が発生しました。
天明2年(1782年)に建立された常福寺旧本堂は、老朽化と地盤沈下の影響もあり、西側へと大きく傾き全壊判定の被害を受けました。
ご本尊は、境内地にあります常福寺会館へお移りになり、仮本堂にて仏事を営んでもう4年の年月が流れようとしています。ご門徒の復興を先とし、常福寺再建の歩みが具体的になりましたのは地震から2年経った2009年の4月でした。それ以来、ご門徒の皆様をはじめ有縁の皆様より、不景気の続くこのご時世の中、大変なご苦労のもとにご懇志を重ねていただいておりますことはまことにありがたいことであります。
2010年春に旧本堂を解体し、2011年春には、いよいよ着工を目指しております。
今後とも、私たちが依って立つべき真宗のみ教えをいただく聞法道場の再建に向けてご理解・ご協力たまわることをなにとぞよろしくお願いします。
合掌
追伸
2011/06/26 上棟式を行いました。写真など後日掲載させていただきます。
4年の歳月を経て多くの皆様のご懇志とご協力のもとここまでたどりつくことができました。
厚く御礼申し上げます。
2010/04/09付北國新聞朝刊記事
2010年に北國新聞に載った常福寺本堂再建についての記事を記録するために載せておきます。
2010/04/09付朝刊――――――――――――――☆
◎七尾最古の木造建築/常福寺の本堂再建へ/地震で「全壊」判定受け
七尾市内で最古の木造建築とされる同市相生町の真宗大谷派常福寺本堂が解
体、再建されることになった。3年前の能登半島地震により市から「全壊」判
定を受けたためで、新本堂には現在の柱材を使い、内陣を江戸期の様式に戻す。
門徒総代会などが決めた計画によると、現本堂のケヤキの柱などを活用しほ
ぼ同じ大きさの本堂に建て直す。内陣は、本尊と両脇に安置されていた仏像が
一列に並ぶ「一列仏壇」の様式を再現する。
木越祐馨七尾市文化財審議委員によると、「一列仏壇」の内陣様式は江戸後
期まで主流を占めたがその後全国の大半の寺院で改修された。県内で同様式が
当時のまま現存するのは志賀町の常徳寺だけで、加賀市の常願寺は本堂再建時
にこの様式に改めた。
同寺は室町期の享禄年間(1528~31年)に国分寺境内(現七尾市古府
町)に建立され、加賀藩祖前田利家の能登入国に伴い数度の移転の後、現在地
に移った。
本堂は棟札によると天明2(1782)年2月の建造。市街地が明治期に2
度にわたって大火に遭った七尾市内では最古の木造建築物とされる。
能登半島地震後、同市から「全壊」判定を受けた後は、本尊や仏具一式を別
棟の門徒会館に移して法要などを営んできた。
畠山和徳住職(66)は「現本堂の建立はちょうど天明の飢饉(ききん)の
ころに当たる。新本堂は、当時の門徒たちが寺に寄せた思いが伝わるような建
物にしたい」と話している。