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4/24 市民公開講座「オウムからアレフへ  ― 正しさに迷う私達 ―」

 

どなたでもご参加いただけます!
市民公開講座
講題「オウムからアレフへ
― 正しさに迷う私達 ― 」
[日時]4月24日(火)PM7:00~9:00
[会場]西佛山常福寺 七尾市相生町91番地

講師 瓜生 崇さん
主催 NBB能登仏教青年会
参加費 500円

講師からのメッセージ
カルト宗教教団からの脱会を支援して10年ほどになります。信者の煩悶と向き合ってきましたが、脱カルトは一筋縄でいきません。近年は、オウム真理教から改称した「アレフ」の相談が多く、今なお全容が解明されないオウム事件の闇を実感しています。
私も宗教に傾倒した経験を持っています。国立大学に進むも志望校ではなく、目標を見失い喪失感があったある日、キャンパスで声を掛けられて新宗教の団体に入信しました。その後、幹部にまでなりましたが、信仰心が揺らぎ脱会しました。気が付くと12年が過ぎていました。
後を追う信者の脱会を手伝ううち、カルト対策に熱心な大学から声が掛かり、現在は大阪大キャンパスライフ健康支援センターの招聘教員を務め、新入生らに注意を促しています。
カルトは悩みの解決策を断定してくれるので、身を委ねると楽になれます。一生懸命生きようとする人ほど魅力的に映り、引っ掛かりやすいのです。
自分も常に迷いながら孤独や不安、むなしさを生きています。正しさを求めるが故に迷うのです。だから、人生迷っていいんだとちゃんと伝えていきたいです。

講師プロフィール
1974年、東京都に生まれる。滋賀県東近江市在住。
電気通信大学中退。浄土真宗親鸞会講師部にて布教活動に従事。
退部後、システムエンジニアを経て、現在、真宗大谷派玄照寺住職。

どなたでもご参加いただけます。
駐車場に限りがありますので、満車の場合は、近隣の駐車場をご利用ください。